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従来の紙ベースの年末調整申告書は文字が小さく、机に向かわないと申告書類を描くことができませんでした。しかし、ペーパーレス化した年末調整はアンケート形式で「はい」か「いいえ」を直感的に選択するため、どこに何を記入するかといった時間はかかりません。
ペーパーレス化した年末調整はスマートフォンやパソコンから気軽にログインして入力ができるため、忙しい外回りの営業スタッフが移動中の時間を有効に活用して年末調整の申告ができます。
年末調整をペーパーレス化するメリットはたくさんあります。まず、労務管理をしている管理者は、年末調整に向けて申告書の印刷準備や社員への郵送手配を行う手間がいりません。また、未申告者や訂正依頼をシステムで管理できるため、今まで個別に連絡していたコミュニケーション負担を軽減できます。
そして、いつでも好きな場所でスマートフォンから年末調整を申告できるため、忙しい社員にとっても魅力的なサービスです。画面にそって回答すれば良いため、申告書の書き方に悩むことはありません。
[製品比較]ペーパーレス&自動化
電子化で効率化する年末調整システム
令和2年分から年末調整の電子申請が始まります。電子データの提出が認められている書類は以下の通りで、早めに年末調整の電子化に向けた社内システムを整備してください。
年末調整をペーパーレス化できる労務管理システムを導入すると、給与データと連携できるためバックオフィスの業務効率があります。また、労務管理システムは年末調整の控除計算を自動計算する機能があるので申告書の入力ミスが減り、記入漏れや再提出の管理がスムーズになります。
これから年末調整をペーパーレス化する方法としてもっとも手軽なのが、お試し利用期間があってすぐに導入ができる年末調整システムを選ぶことがおすすめです。
労務システムの料金設定は各製品によって異なり複雑です。年末調整業務は一年に一度しかないため、一度あたりの料金(年間コスト)で見るのが最適といえるでしょう。
安全に乗り切る」をテーマに、セキュリティにおいては2段階認証のあるシステムを抽出しました。全従業員が使用するため、2段階認証の有無はセキュリティにおける選び方の指標となり得ます。同じ理由から、導入後に全員が使いこなせることも重要です。
ここでは「そこで、無料トライアル期間のあるシステムを抽出し、最長期間を比較しています。
製品名 | 利用年額(税別) (従業員100人の場合) |
利用年額(税別) (従業員300人の場合) |
無料トライアル 最長期間 |
サポート体制 |
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オフィスステーション 年末調整 公式HPから資料請求する 公式HPを見る |
55,000円 | 165,000円 | 30日 | 社労士資格保持者、実務経験者 在籍のサポートデスク |
人事労務freee 公式HPから資料請求する 公式HPを見る | 629,760円 | 1,829,760円 | 記載なし | チャット、メール、電話による 相談可能 |
SmartHR 公式HPから資料請求する 公式HPを見る | 900,000円 | 2,700,000円 | 15日 | チャットサポート |
マネーフォワード クラウド給与 公式HPから資料請求する 公式HPを見る |
31名以上は 要問合せ |
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31日(1ヶ月) |
チャットボット自動応答、チャット メール、電話による相談可能 |
※データは2020年9月時点で、独自調査によるものです。
※人事労務freeeは給与計算、マイナンバー管理、法定三帳簿対応、経費精算連携、労務手続き、勤怠打刻記録がセットとなった料金(ベーシックプラン)です。
※SmartHRは人事情報管理、自動書類作成、電子申請、マイナンバー管理、web給与明細、カスタム社員名簿がセットとなった料金(スタンダードプラン)です。